このブログでまず紹介するのは、とても満足度が高かったオークウッドスイーツ横浜。
開業当初に泊まろうとしたところ、通常料金を見て断念したんですが、
今は開業記念プランがあり、通常よりもお得になっています。
チェックインするため、フロントの46階直通の専用エレベーターに乗ります。
こちらが周辺施設の案内。ホテル周辺には高級スーパーがあり、すでにタワマンの住人気分。
フロントのある46階は一面ガラス張りで、みなとみらいや横浜ベイブリッジなど横浜の景色を一望できます。


この階には、フロントの他にフィットネスセンター、宿泊者専用ラウンジがあり、ラウンジは24時間使用可能で、コーヒー・紅茶がいつでも飲めます。
また、施設内のレストラン「The Yokohama Bay」では食事も可能。
(こちらで夕食を取ったのですが詳細は別記事で。)
平日18時頃のチェックインのためか、待つこともなくスムーズに終了。
フロントの横にあるエレベーター内でカードキーをかざし、部屋に向かいます。
今回予約したのは、スタジオデラックスベイビュー。
47-51階が宿泊階ですが、アサインされたのは50階。
最上階の一つ手前の階ということで思わずテンションも上がります。
部屋に入ってみると右手にキッチン、左手に洗面台・トイレ・バスルーム、
奥にはデスクとベッド、そして圧巻のベイビューが窓越しに見えます。


本当に普段住むマンションのような間取りで、
キッチン・冷蔵庫・オーブンレンジ(東芝製)・ドラム式洗濯乾燥機(東芝のザブーン)も完備。
ネスプレッソもあるし、デロンギの電気ケトルにオーブントースターもある!急須もお茶セットもあります。
お水が無料で付いていたのもありがたいです。
しまいには、ブルートゥースでつなげるスピーカー(JBL製)まである!
開口一番、「ここに住めるじゃん!」と声を発してしまうほどでした。
そうそう!こういうところに泊まってみたかったんだ!!
バスルームの広さはマンションと同じくらいですし(ただしバスタブと洗い場は別)、
キッチンや家電製品があることによって多少の生活感が出るため、
ホテルにラグジュアリー感を求めている方は合わないかもしれません。
私はこのキッチンで料理をして、タワマンに住んでる日常気分を味わいたかったので
この時点でもう最高でした。
キッチン側から水回りはコンクリ床なので、スリッパを履かないと足元が寒いです。
室内にあるスリッパがふかふかタイプだったのも個人的に嬉しかったポイント。
寝間着はバスローブのみでした。
キッチン内の引き出しと上棚には調理器具と食器がぎっしり!炊飯器も保存容器まであるなんて…長期滞在を見越してるんだなぁ。この容器があれば常備菜とか作れそうですね。
画像3、4、5枚目、上棚の一番上にある食器は手が届きませんでした・・・。下の段であっても割と高さがあるので、食器を取る時落とさないか少しハラハラしました。
デスクの鏡前の引き出しにランチョンマットが入ってます。
早速下の階にあった高級スーパーで明日の朝食を買い込みます。
20時過ぎに行ったので見切れ品が割と置いてありました。
価格も一般のスーパーとさほど変わらず、少し不安だった私はホッとしました。
(ちなみに、2個入の卵、厚切りの長いベーコン2枚、小さめのフルーツミックス、
1/2レタス、3枚入りの食パン、缶のオレンジジュースを購入して1,000円ほどでした。)
バスルームは洗い場が別になっているので快適。ただ、シャワーのお湯がなかなか思った位置に来てくれなくて多少手こずる。


床はふかふかしてました。以前八重の翠に泊まった時のと同じものかな?
このタイプの床、足元も寒くならないし足触りも良いのでかなり好みです。
また、アメニティとしてシャンプー・コンディショナー・シャワージェルがありましたが、
どれもいい香り。
ボディタオルはないので必要な方は持参した方がいいかも。
浴槽もまっすぐ足を伸ばすことが出来、快適でした。
浴槽に湯を溜めながらシャワーを使うと、水量が減りお湯の溜まる速度が落ちます。
これはマンションならではなのかな?他のホテルではあまりなかったことなので。
室内にあるソファは座り心地がとても良い。ここに座って長時間作業しましたが全然お尻が痛くならない。
デスクに付いてる椅子は床に滑り止めがないため、少しの移動でも思いの外勢いよく滑ります。
何度か椅子から転げ落ちそうになってちょっと危なかった。
部屋にいる間は、JBLのスピーカーでずっと音楽を聴いていました。
重低音が5段階で設定できるので、一番強くしてドゥンドゥン鳴らしておりました笑
窓から見える風景を眺めながら聞きたい曲もあったので大満足です。(おかげでテレビを全く見てない)
音楽好きの私にとってはこれが一番満足度が高かったかもしれないです。
寝る前にバルコニーから夜景を眺めることに。横浜ベイブリッジや大さん橋、赤レンガ倉庫、少し左に視線を移せば、サークルウォークやハンマーヘッドまで見えます。
この夜景を独り占めできただけでも、ここに泊まった価値は十分にありました。


就寝しようと思って初めて気づく、この部屋に着いてから周りの物音が一切聞こえないことに・・・。
廊下の足音すらせず、隣の部屋の物音も話し声も一切聞こえてきません。
周りの音が気になって眠れなくなってしまう私にとって、最高の環境でした。
(もしかしたら四方とも全部空室だったのかな?)
ベッドも柔らかすぎず、枕は柔らかかったのですぐ眠れました。
いつもエアコンの調節がうまくいかずほぼ確実に途中で目が覚めるのですが、
ここは快適で熟睡できました。
翌朝は、遮光カーテン上部の隙間から漏れてきた光で目が覚めました。
朝日が見れるかも!と思いカーテンを開けてみると目の前に朝日が!
海面に反射してキラキラしている様はとても綺麗で、最高の気分で目覚めました。
すでに港では船が出港し、かすかに汽笛も聞こえてきます。
今回の宿泊の楽しみであった、朝食を作ります。
調味料がないため、ベーコンの油で目玉焼きを焼く。
デロンギのトースターと電気ケトルが可愛くて調理中もテンションが上がります。
2口のIHヒーターは割とすぐに熱が通り、快適な調理が可能。
そうこうしているうちにネスプレッソからは良いコーヒーの香りがし、
トースターからはパンが焼き上がってきました。
野菜やフルーツも器に盛り、食卓へ。
ソファに座って何気なく外を眺めると青空と海が視界に。
この景色を見ながら自分で作った朝食を食べられるとはなんて贅沢…
そしてスピーカーからは好きな音楽が流れる…
これは他のホテルでは味わえないかもしれません。
キッチンの流し台は洗い物をするのに程よい広さでした。
ただ、三角コーナーはないのでゴミはまとめて袋に。
この時点で1泊にしてしまったことを激しく後悔しました。
この部屋で過ごせば過ごすほど快適すぎて本気で連泊しようかと思ったほど。
今まで宿泊したホテルでこんな後悔の仕方をしたのは初めてです。
今回は一旦踏みとどまり、次回はもう少し料理を作れるよう準備して連泊しようと思っています。
それに今回使用できなかったオーブンレンジやドラム式洗濯乾燥機も使ってみたい。
1泊してわかったことですが、住むために作られているので、
何か動作を起こす時(コーヒーを飲む、入浴するなど)の動線が非常にスムーズです。
ここに関してはこのホテルが一番かなと思いました。
ここからは総括と余談です。
このホテルにたどり着く前、みなとみらいや横浜港が一望できるホテルを探していたんですが、
高層階でも部屋が狭かったり、部屋がある程度広くても比較的低層階だったりでなかなか良いところを見つけられずにいました。
ここを見つけた時、47階以上の高層階で希望している景色が一望でき、
出来れば付いていてほしいと思っていたバルコニーがあったのでもう即決でした。
このホテルはタワーマンションに住む感覚が味わえます。
そのため、通常のホテルと同じ感覚で行くと少し戸惑うかもしれません。
オークウッドは長期滞在できるよう、実際に住むようなアパートやマンションと同じ間取りのようです。
私はこれがとても魅力的、というかどのホテルも大体同じような間取りだし
室内にいると廊下の足音や上の階の人の話し声が聞こえることに少し辟易していたため、
タワマンなら防音もある程度しっかりしているのでは・・・?という期待のもとで予約しました。
実際そこは完璧でした。周辺からは物音一つしなかった。(たまたま静かな日に当たっただけかもしれませんが)
ホテルのコンセプトが合いそうであれば、ぜひ宿泊してほしい!と思うホテルです。